抜け毛を見つけてしまうとどうしても心配になってしまいますが、そもそも髪の毛の構造は一体どのようになっているのでしょうか。
ふつう、毛髪は髪の毛と言う名前の部分の他、頭皮の中へも行き届いています。
髪の毛と呼ばれている目に見える部分は三層の構造になっていて、その構造と量の比率は、例えるならば海苔巻きのようだといわれています。
まず、一番外側は毛小皮と言って、一般的には「キューティクル」と言う名前で呼ばれています。
一方、その内側に存在しているのが毛皮質と呼ばれ、髪の毛の割合のほとんどを占めています。
その内側に有るさら成る中心部分は、毛髄質と呼ばれます。
毛小皮(キューティクル)は約1/1000mmのたいへん薄い膜で出来ていて、この膜が何枚も重なり合って形成されています。
毛髪の中でも一番丈夫なのですが、いちばん外側の部分に位置しているため、同時に一番傷付きやすい部分でも有ります。
それに、毛小皮は先の方へむかって重なりあっていて摩擦にすさまじく弱く、とりわけブラッシング等を逆方向へおこなうと傷付きやすい部分です。
この毛小皮へのダメージが、抜け毛を進行させてしまう大きな要因のひとつとされています。
毛皮質は、毛髪の8割から9割を占めている組織です。
たんぱく質繊維で成りたち、皮質細胞が重なり合って出来ています。
また毛皮質には、メラニン色素と言う毛の色を決める物質が多く含有されています。
毛髄質は、毛髪の中でも一番中心的な部分であり、細胞が積み重なって成り立っています。
この毛髄質の量は毛髪の太さ、又は細さに比例すると言われていて、細胞同士が連結してい無い部分が有ります。
毛髄質は、本来は保温等の役割を担っていたのではといわれていますが、現在もまだくわしい事は解かっていません。

